- 取引年数が長いと過払金が発生すると新聞記事で読みました。
何年くらいで過払いになりますか。 約定金利が２８〜２９％くらいの場合、おおむね６〜７年の取引で過払いになる可能性があります。ただし、お取引には個人差がありますし、途中で借入限度額を増額された場合は、過払いになる時期が遅れますので、あくまでも目安とお考えください。
- 過払金は、本当に返してもらえるのですか。
大手のサラ金やクレジット会社は、過払金の返還に応じていますが、中小の業者の中には、経営状態の悪化を理由に、返還に応じないところもあります。詳しくは、当事務所までお問い合わせください。
- 過払金の返還請求をするためは、訴訟の提起が必要ですか。
相手方が、任意での返還請求に応じれば、訴訟にする必要はありません。但し、任意の返還交渉では、返還される過払金は、元本の７〜８割に値切られてしまうこともあり、満額の回収は困難です。訴訟にすれば、過払金の元本満額に加え、過払金に対する５％の利息分を含めて回収できることが多く、手間はかかりますが、回収効率は格段にアップします。
- ８年前に、サラ金の債務を完済しました。
今は取引をしていませんが、過払金は返してもらえますか。 はい、大丈夫です。高金利でお取引をされて、債務を完済されたのでしたら、必ず過払金が発生しています。過払金が消滅時効（１０年）にかかる前に、忘れずに回収しましょう。
- 亡くなった夫に、生前、サラ金の借金がありました。
１０年以上取引していましたので、過払いになっているかもしれません。
資料がありませんが、調べていただいて、過払金を取り戻すことはできますか。 はい。配偶者など、相続人の方から、取引明細書の開示を請求することができます。過払金の返還請求権は、財産として、相続人に承継されますので、相続人の方から、業者に対し、返還請求をすることができます。詳しくは、当事務所までお問い合わせください。